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こんなWearは嫌だ! ~Android Wearでやってはいけない5つのこと~

※プロ生勉強会のLT内容をより詳しくしたものです

pronama.azurewebsites.net

こちらがプロ生勉強会のスライド

 

 AndroidWearが発表されて早一年ちょいが経ちましたね。僕も10月くらいから使っているので大体半年くらい使っていることになります。最近では AppleWatchなるものも出てきて、いよいよウェアラブル端末の波が来たか!?って感じですね。そこで今回は、半年以上いろいろなアプリを使ってきて、やらない方がいいと思ったこと、やった方がいいと思ったことを書いていこうと思いますん。

何でもかんでもWearで処理しようとする

 色々なアプリを試していると、またに処理時間が長すぎて画面のバックライトが消えてしまい、ホームに戻ってしまうものがあります。Wearは現状、起動中のアプリ一覧を見ることは出来ない(たぶん)ので、Wear Mini Launcherとかが入っていないとまた開くのも大変だし、そもそも新しいActivityが作られるだけなのでまた初めから処理をやり直して、また終わらずに戻ってしまう、なんてこともあったりします。

 もともとWearはそんなに処理性能がいいわけではなく、重い処理はhandheld(スマートフォン端末)にやらせて、操作と表示を気軽に!というのがWearの主な考え方だと思います。Wearは電池も強くないので、出来るだけ処理はhandheldに任せた方がいいと思います。

 

いっぱい通信する

 上の話と関わりますが、handheldとの通信量が多すぎて、レスポンスを待っている間に画面が消えちゃってホームに(ry って言うこともあったりします。また電池(ry そのせいかもしれませんが、WearのTwitterクライアントでTLが更新できるものを僕は見たことがありません(あったらすごい使いたいから教えてください)。なので通信タイミングや通信するデータは厳選して、不必要なデータまで読み込まないようにした方がベターかもしれません。

 

Wearだけで完結せず、スマートフォンを開かせようとしてくる

 某ニュースアプリのWear版を見ていると、途中までは見れるけど続きを見ようとするとWearではなくhandheld端末で詳細を開くといった動作をするものがあります。ナンセンス……てかそれ最初からスマホで見ればよくね?って感じですね。スマートフォンで開くのが悪いわけではありません。画面の大きさや操作性の問題もあります。ですが、スマホが使えないからWearで見てるんだから、最初からスマホで表示することを前提に作られている奴ってどうなのかな…って僕は思います。

 先ほどのニュースアプリであれば、その場でスマホを開かせようとするのではなく、「後で見る」ボタンなどを設置して、落ち着いてスマートフォンやPCを開ける環境になった時にゆっくり見れるようにすればもっと良くなると思います。

 

細かい操作を要求する

 Wearは画面が小さいです。当然、操作も難しくなってきます。ボタンが小さすぎて隣のボタンを押しちゃった!って言う事もしょっちゅう。またメインの音声入力も、静かなところじゃないと使えないし、静かなところって大体スマホ使えばいいよねって感じです。あとまだ浸透していないから単純に恥ずかしい。

 スマートフォンのブラウザなどでも昔からあった機能ではありますが、僕がすごい良いと思ったのは、小さいボタンは配置するが、押したときに拡大した画面を出してもう一回選択させる、って言うのがすごい便利でした。クリック数は増えてしまうのですが、小さい画面でうまくやっているなという印象でした。

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Calendar for Android Wear - Google Play の Android アプリ

 

それスマホでやればよくね?

 一番多いのが、それってなんでWearでやろうと思ったの?って言うアプリがあります。ものすごい多いです。中にはスマートフォンでやればいいのに、Wearでしか使えない機能があるアプリとかもあります。すごいもったいない。

 勘違いしがちかもしれませんが、Wearは意外と気軽に使えるものではありません。たとえばメールを見るという動作でも、スマートフォンであれば腕一本ですむような動作が、Wearでは腕二本必要になってきたりします。両腕空いて無いと使えないし、場所もとるので満員電車とかではもってのほかです。

 ではWearの優位点はどこかといわれると、真っ先に思いつくのがセンサです。心拍数が計れたり、腕の加速度が取れたりします。最近ではGoogle Fitと連携するGames in Motionというサンプルアプリが公開されました(使い方わからないから誰か教えてw)。Google Fitは近くにhandheld端末がなくても運動量を記録することが出来るので、今後スポーツに特化したアプリがアツいかもしれませんね。

 また、Wearの根幹の考え方ではありますが、移動中などにメールなどの通知が来たときに、わざわざスマートフォンを取り出さなくても、軽く通知を確認できるって言うのがすごい便利です!なので通知機能や、軽く何かを確認したり表示したりというのを重視したアプリの開発が今後アツいのではないでしょうか。

 

 いろいろ書きましたが、Wearを使い始めてからわざわざケータイを開く回数もすごい少なくなって、とても便利になりました。何より、よく聞く話ではありますが、腕に時計がついてるって素晴らしいことですねw Android Wear最高!今後もっともっと発展させていきましょうね!